
普通だけど、普通じゃない
こんにちは!
今週は、言われなければ気づかなかったことについて書いていこうと思います。
私は16年スノーボードを続けてきているので、人生の半分以上をスノーボード中心に過ごしてきました。
今も色々な事を、スノーボードを通して学んでいます。
高校生の頃、海外遠征へたくさん連れて行ってもらってそれなりに成績も出てきて、完全に自信がついている時がありました。
スノーボードが好きで、スノーボードをしている自分が好きで、人と違うことをしている自分が好きでした。
「普通じゃない」ちょっと変わった生活をしている自分が好きだったんです。
周りの友達は、制服を着て高校へ通っている頃、私はアルバイト三昧でしたし、海で遊んでいる頃私はニュージーランド遠征でした。
その結果、周りの友達が過ごしている「普通」を見下していました。
自分は普通じゃくて特別なんだ、と思っていた時に、当時付き合っていた彼氏から、「なんで自分だけが特別だと思ってんの?そんなに凄くないからね」と言われました。(今考えたらまぁまぁキツいこと言われてんな笑)
大好きな彼氏でさえ、見下して自分の事を特別だと思っていたことに気付いたその時は、本当に自分の性格を疑いました。
大学まで進学して、就職して、結婚して、という人生を普通だと決めつけて、それ以外の人生を過ごしている自分を普通じゃない特別な人間だ、と思っていたんですね。
結婚を決めた普通の友達に、結婚するの早くない?自分のしたいこと出来んくなるよ、と言ったら「好きな人と結婚して幸せな家庭を築くのが自分のしたいことだから全然早いなんて思わない」と言われました。
その子にとって結婚は通過点であって、幸せな家庭を築くという目標に対して着実に前に進んでいたんです。
その言葉を聞いてからは、自分のことを普通の女だと思おうとしていましたが、今の私の生活は誰にでも出来ることではないし、とても恵まれています。
なので、スノーボードをしている時はやはり「普通じゃない」と思います。
普通じゃないからこそ、スノーボードしている時間を大事にしていきたいです。
このように思えるようになってからは、良くても悪くても毎シーズンがとても充実するようになりました。
普通じゃない=他の人より凄い、と考えるのではなく、普通じゃないからこそ、その普通じゃない生活を当たり前だと思わず、感謝していかないといけません。
今後も傲慢にならないように気をつけながら、「普通じゃない人生」を楽しんでいきたいと思います。

華子
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